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縫製のマエストロ

縫製の秘密・マエストロの存在

皆さんは縫製について考えたことはありますか?

デマルキ京都店では、「なぜデマルキ製品は伸縮性のある縫製ができるのか」

「なぜ、こんなに着心地がいい縫製なのか」

「日本とイタリアの縫製の違いはなんなのか」

を考えていました。

それで、この3月上旬にデマルキ本社に訪問した際に、縫製について研修してきました。

そこで、知ったのはデマルキの縫製が熟練の技に支えられているということです。

そこには、熟練・匠の技を持つアレッシアという女性がいました。

アレッシアはデマルキで25年以上縫製をし続けている大ベテラン。

デマルキの縫製は「なぜあんなに伸縮性がいいのか」、「柔らかくてのびやかになっているのか」などずっと聞きたかった質問を投げかけました。

すると、大ベテランならではの考え方や技を丁寧に事細かに答えてくれました。

「あっ~!そうゆうことだったんだ!」「それであんなに縫製が緩やかで着心地がいいんだ!」と納得しました。

デマルキ製品の縫製は、テンションがかからず、ストレスフリーでカラダに優しい。

それは、サイクリストのことを十分に理解している熟練の考え方や技があったからなのです。

まさに縫製のマエストロ!

大量生産のこの時代にこのようなマエストロが存在すること自体に驚きました。

色々と聴く度にアレッシアの凄さに驚き、感激することばかりでした。

「作業服や軍服ではない」

日本はとかく、「縫製が解れないように」「破れないように」と考えて縫製をしっかり丈夫に縫製します。

破れると不良品とみなされるがゆえに、頑丈に縫製してしまいます。

それが却って、着る側にはテンションがかかって固く、伸びが悪く着心地が悪く感じることがあります。

反対に、イタリア人は着心地を大事にします。

着心地を大事にするからこそ、解(ほつ)れないくらいぎりぎりのところまで緩やかに縫製します。

解(ほつ)れても不良品ではない。解(ほつ)れるということは、身体を負荷から守ったと考えるのです。

これまでも、デマルキ京都店では、緩やかな縫製がサイクリストにとってどれほど有益であるかをお伝えしていました。

ストレスを与えず、身体を守るものという考えです。

今回の研修を受け、益々、この縫製哲学を推奨していきたいと決意しました。

今後もデマルキならではの縫製力について少しずつ広めていきたいと思っています。

愉しみにしていてください。

これからデマルキを着る時はアレッシアのことを想いながら、縫製への想いを感じながら大切に着るようにしたいと思います(笑)