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ウールの進化に力を入れるデマルキ

近年、スポーツウールが注目されています。
その背景には約30年以上前からひそかに進められてきたデマルキも参加する研究開発の歴史があります。

2種類のウールウェア

デマルキのウールジャージには、大きく分けて2種類のコレクションがあります。

ひとつはスポーツウールを用いた機能性ジャージのコレクションです。
サイクルウェア用に開発されたスポーツウールは、ウールが自然と備えている温度調整機能や防臭機能はそのままに、150g/㎡と化繊の軽量ジャージとそん色ない軽さを実現しました。
デマルキの立体縫製と相まって高機能なジャージに仕上がっています。
また、デマルキでは繊維を先染めすることで奥行きのある贅沢な色合いを実現しています。

もう一つは往年のウールジャージの復刻コレクションです。
こちらは、約100年前の編み機をレストアしながら作られています。
古い機械なので常時オペレーターが監視しなくてはなりません。
その日の気温や天候により、機械の調子も変わります。
時間もかかります。
しかし、個性を持った製品が生まれます。

ウールから話はそれますが、復刻コレクションの刺繍についてもお話する必要があります。
刺繍に用いられるミシンはコーネリーと呼ばれます。
1930年代にわずかな期間にしか作られなかったミシンです。
操作にも熟練の技が求められます。
デマルキでは、それをレストアしながら使い続けています。

さて、話をウールに戻します。
両コレクションには、20年以上進められてきた研究開発の成果が生かされています。
ウールはかつて、固く重たく、チクチクするという欠点がありました。
しかし、現代のウールは紡績技術が進化し中空構造にすることができ、軽量化と柔軟性を大幅に改善しています。
もはや固く重くチクチクすることはありません。
(復刻コレクションの中には、ヴィンテージ感を楽しんで頂くため、あえてチクチク感を残している製品があります。)
また、ウール独特の臭いを記憶しておられるかたもおられるかもしれません。
しかし、この問題も完全に解消されています。

デマルキは、スポーツウールの研究開発に20年以上参加しています。
ウールのサイクルウェアへの活用には、歴史的な経験と、最新の科学的研究の両面から取り組んでいます。